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この掲示板は終了します!

 投稿者:しゅりりん  投稿日:2010年 7月12日(月)21時16分47秒
返信・引用
  こんにちは。しゅりりんです。
ホムペ改装のため、本日よりこちらの掲示板は終了させていただきます。
今後は下記URLの掲示板をご利用下さい。
http://9313.teacup.com/shririn/bbs

しゅりりんより
 
 

Re: しゅりりんさまへ。

 投稿者:しゅりりん  投稿日:2010年 5月 6日(木)18時22分57秒
返信・引用
  > No.246[元記事へ]

笛地静恵さんへのお返事です。

笛地さん、おひさです。
レスがかなり遅れて申し訳ございません。
ここ1ヶ月の間、農業でいいますと農繁期でして、仕事につきっきりでした。
(といっても稼ぎは少ないのですが)

> SFや推理小説の出版社のひとつに、東京創元社というところがあります。
> そこで「創作SF短編賞」の募集をしていました。
> ある読者の方の強い進めに折れて応募しました。
> 笛地の「人魚の海」という作品が、600余編の応募作の中で、最終選考の15編の中に入りました。
> GTSフェティシズムの作品は、一般の小説作品の中で、どこまで行けるのか?
> 試してみたいと思いました。
> 古巣で、いつもお世話になっているしゅりりんさんのところにも、報告しておきます。

すごい…これは楽しみですね。
やはり笛地さんの作品ってプロから見ても「文学」なんだなぁと改めて思いました。
全く関係ない小生ですが、何だかウキウキしてます。

早く読みたい……と、同時に、このまま出版までいって、是非「本」として読みたいです。
やはり文学は「本」で読むもの。ネット上での文章とはちょっと違うんですよね。
何て申しましましょうか、古い人間の古い価値観かもしれませんけど…。
和田誠さんのようなイラストが添えてあったら、もう言うことなしです。

期待しています。
 

しゅりりんさまへ。

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 4月26日(月)22時07分33秒
返信・引用
  SFや推理小説の出版社のひとつに、東京創元社というところがあります。
そこで「創作SF短編賞」の募集をしていました。
ある読者の方の強い進めに折れて応募しました。
笛地の「人魚の海」という作品が、600余編の応募作の中で、最終選考の15編の中に入りました。
GTSフェティシズムの作品は、一般の小説作品の中で、どこまで行けるのか?
試してみたいと思いました。
古巣で、いつもお世話になっているしゅりりんさんのところにも、報告しておきます。
 

こんなんどでしょ

 投稿者:しゅりりん  投稿日:2010年 4月 9日(金)11時07分56秒
返信・引用
  ラブプラスとは全く無縁なしゅりりん。
ということで詳細不明ですが、iPhoneで巨大娘。
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1004/07/news088.html
 

Re: ブラックホール恋唄

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月10日(水)08時33分19秒
返信・引用
  > No.242[元記事へ]

みどうれいさんへのお返事です。

> 笛地さん、作品興味深く読ませていただきました。
ありがとうございました。

> 随所に見られる巨大女性の描写はいつもながら見事ですね。
イメージをどう言葉にするかですよね。
自分では、上手くいっているのかいないのか判断がつきません。

> 「何故、自分の人生をつらぬかないのか、何故、自分が思ったように最後まで行動しないのか」たまに私は、誰かが言っていたこの言葉を思い出す時があります。
いい言葉ですね。
人生は、一回限りです。
しかも、自分に与えられている時間は、そんなに長くありません。
もう繰り返しの利かない年齢になると、しみじみ感じられてきます。

> 彼は別次元の世界で蘇ったのでしょうか、それとも巨大な彼女の肉体の一部になったのでしょうか。
読み手の方に考えて頂きたいので余韻が残る書き方にしました。
 

Re: ブラックホール恋唄・21

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月10日(水)08時28分48秒
返信・引用
  > No.241[元記事へ]

> 謹んで拝読いたしました。
ありがとうございました。

> 女性の膣というものは産道という視点でみると、胎内回帰の誘導路ですよね。
そうですよね。
男性の快楽のために奉仕するための器官だけではないですね。

> 5~10年後に遺伝子の記憶が呼び戻された彼女の行動を見てみたいものです。
「じぇんとる」という関係は、二人の男女の出会いの果てに成立するものだと考えています。
その場だけではなくて、長期間で考えて「じぇんとる」な人だったということもありえるのではないかと思いました。
 

ブラックホール恋唄

 投稿者:みどうれい  投稿日:2010年 3月10日(水)02時59分23秒
返信・引用 編集済
  笛地さん、作品興味深く読ませていただきました。
随所に見られる巨大女性の描写はいつもながら見事ですね。
後半描かれている縮小男性の執念とも言える行動。
無力になった自分を捨てて、もう一度生まれ変わりたいという願望。分かるように思います。

「何故、自分の人生をつらぬかないのか、何故、自分が思ったように最後まで行動しないのか」たまに私は、誰かが言っていたこの言葉を思い出す時があります。
彼は別次元の世界で蘇ったのでしょうか、それとも巨大な彼女の肉体の一部になったのでしょうか。
創作はたいへんだったと思います。笛地さんお疲れ様でした。

http://www.midourei.sakura.ne.jp/index2.htm

 

Re: ブラックホール恋唄・21

 投稿者:しゅりりん  投稿日:2010年 3月 8日(月)11時07分5秒
返信・引用
  > No.240[元記事へ]

笛地静恵さんへのお返事です。

謹んで拝読いたしました。

女性の膣というものは産道という視点でみると、胎内回帰の誘導路ですよね。
きっと木村一平太の遺伝子の一部は彼女の脳や子宮の細胞の中に組み込まれたに違いありません。
ときどき彼女の心の中から一平太のささやくような声が聞こえてきそうです。
5~10年後に遺伝子の記憶が呼び戻された彼女の行動を見てみたいものです。

笛地さん、おつかれさまでした。
 

ブラックホール恋唄・21

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 7日(日)18時29分41秒
返信・引用
  【作者後記】
今回の作品は、珍しい出来方をしています。
夢の中で、木村一平太氏の話に耳を傾けていました。
彼の話は、断片的でした。しかも、人格が二つに分裂しているらしいのです。
本当は何があったのかを考えながら、目が覚めてから徐々に、この物語を作っていきました。
真相からは遠いかもしれません。しかし、こうとしか思えないところを書きました。
きっかけは、数十年ぶりに谷川雁氏の詩集「天山」を紐解いたからのようです。
十代前半の少年期の笛地は、政治的なメタファーについては全く理解できませんでした。
勇壮な言葉の旋律が高まる、一種の英雄冒険ファンタジーとして読んでいたようです。
今でも、いくつかの詩は暗唱できます。

そこは頂きであったか 谷底であったか
世界の歌よりも高く??
一本の蝋燭の忍耐には如かなかった
沈黙よりも高い雄々しさがあろうか
してみれば山脈とは
ひとつの礼拝の感情であろうか

天山

(笛地静恵)
 

ブラックホール恋唄・20

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 7日(日)14時25分59秒
返信・引用
 

 行かないで!いや!もっと、あなたを感じていたいの!女の喜びを教えて。あたしには、その権利があるはずよ。ずるいわ!心で叫んでいました。あなたが必要なの!!どこにも行かせない!あなたは、永遠にあたしのものなの。女の妄念でしょうか?性器の裂け目を手のひらで押さえさえしたのです。内部からの光に手の甲の骨が透けていました。左右に開いていた太ももを、きつく合わせていました。彼が出ていけないように出口を塞いでいました。



 それでも、彼は、行ってしまいました。木村一平太さんは、風となって行ってしまいました。うつろになったあそこが、しゅっと外の冷たい空気を吸い込んでいました。じゅぶっという隠った音がして、粘膜の襞が閉じ合わさっていました。彼はいなくなってしまったのです。永遠に。



半狂乱になっていたようです。あたしの異常な振る舞いを、佐藤看護師が発見してくれました。医師の診察を受けたようです。膣を何かの銀色の器具が開いていました。のぞき込まれていました。本物のレントゲン写真を何枚も取られました。超音波によって、あたしのぴくぴくと生きている臓器の切断面の動画が、撮影されていました。口の中には、血の味がしました。胃洗浄もされたようです。しかし、この時の処置については、ほとんど覚えていません。あたしは、失神していました。麻酔薬を打たれたようでもあります。少し正気を取り戻しそうになると、取り乱して暴れたそうです。陸軍病院の医師には、危険だと判断されたようです。



 名波帆村漁業協同組合組合長で、それなりに地位と権限のある父親が、各所に手を回したのかもしれません。大人の世界には、大人の世界なりの事情があるのでしょう。木村一平太氏消失事件については、すべてが有耶無耶にされていきました。家族も、腫れ物に触るかのように、あたしを遠巻きにして扱いました。佐藤看護師も、軍事法廷で証言してくれました。あたしに責任はないと、かばってくれました。しかし、あたし自身は、自分を許すことはできないでしょう。自分の内部に閉じこめようとしたのです。自分の心に暗いブラック・ホールが開いていることを知ってしまいました。純心無垢な少女時代は、この夏で終わったのです。二度と、あの季節には戻れないでしょう。




保護観察処分にはなりましたが、何の罪にも問われることはありませんでした。陸軍病院のサナトリウムを舞台とする小さな事件は、世間的にはうやむやのままに処理されたようです。しかし、あたしだけは知っています。鈴木遥香は、有罪なのです。自分の心の中の暗黒を知りました。あの時、彼を逃がさないために、下腹部の肛門に力を入れて、膣に圧迫をかけていました。もし木村一平太さんが、あそこに入っていたとしたら、彼は圧死していたでしょう。未必の故意というやつです。法廷でも、その通りに、正直に意見を陳述しました。けれども、当日のあたしは、ショックのあまり意志薄弱の状態になっていました。正常な判断力を失っていたという弁護人の主張が、認められてしまいました。木村一平太氏には、陸軍病院を脱走した罪で、逮捕状が出されています。



しかし、あたしは知っています。彼が捕まるはずがないということを。いろいろとありましたが、あたし自身は、水泳部での活動の実績が認められて、推薦入試に無事合格し、この春から、大都市の大きなプールのある高校に進学しました。十六歳になれば受験資格を得られる、海軍の士官候補生の試験を受けようと思っています。実技で点数を稼ぎたいと思っています。大日本海を守ることが、国防の要でしょう。中つ国は、名前を変更せよと迫っているようです。名前の次は、実を要求してくるでしょう。世界情勢は、きな臭さを増しています。



木村一平太さんの話題をする人は、もう誰もいません。行方不明のままです。サナトリウムに行ったことがあります。佐藤看護婦は、退職されて連絡がつかなくなっていました。病院の職員の中には、彼のことを知っている人は、誰も残っていませんでした。でも、あたしだけは、彼がどこにいったのか、分かっています。この地球
ではない、どこかの星に生まれ変わっているのです。濡れてふやけた指先を耳に当てると、彼の声が遙かな銀河の風に乗って、小さく聞こえて来ます。ここが、どこなのかはわからない。しかし、そことは、別の宇宙だ。人殺しの戦争がないからと。

大日本女王帝國シリーズ
ブラックホール恋唄

 

ブラックホール恋唄・19

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 7日(日)14時22分55秒
返信・引用
 

 内部でそうして動かれていると、数センチメートルほどの子どものペニスに摩擦されているようでした。ベッドの上で両膝を立てていました。出来る限り大股を開いていました。割れ目が左右に広がるようにしていました。恥ずかしい態勢になっていました。出産の近い妊婦のようです。内部に光を送り込みたかったのです。あまり長くは、あたしの我慢がもたないでしょう。本当に感じてしまっては、彼の身体を膣の筋肉が押しつぶしてしまいます。オルガスムスの時の痙攣の力の強さは、あたしの指が知っていました。



肉の洞窟全体が鳴動していた。さっき、自分は尿道口の下にある処女の徴を指で破った。頭にかすかに血を浴びた。毛髪についている。孫悟空のように赤い顔をしていることだろう。そして、いま、ここにいる。ああ。こんなに柔らかい愛撫を受けたことはない。これほどに滑らかな物質は、地球上にここより他には存在しない。自分が、小さくなってから、世界は荒々しくて、がさつで、粗暴で、肌を痛めるものばかりだった。



その時には、かすかな鈍痛がありました。たいしたことはありません。生理痛の方が、遥かに深いです。やったと思いました。声に出して「やった!」と叫んでいました。とうとう初体験したのです。今年の夏休みの秘めた目標を叶えることができました。もう体験を済ませた友だちから、バカにされないで済みます。小便を出す男子達の汚い肉棒ではありません。きれいな木村一平太さんの渾身の力によってです。満足していました。



佐藤看護師に、縮小人間専用の軍服を作ってもらった。だが世界でもっとも薄くて柔らかいというカーキ色の布でさえ、私の薄い皮膚には、ヤスリのように残酷だった。肌に血がにじんだ。だが兵長のヴァギナだけは、そうでない。鈴木遥香兵長の優しさに自分は抱かれている。十五歳の少女の愛を全身で感じている。無数の鈴木遥香兵長が、帝國陸軍でもっとも無価値で無能な二等兵を歓迎してくれている。抱擁してくれている。口の中には、甘い命の乳の蜜がそそぎ込まれている。ここが天国なのか?もう思い残すことはない。花と散るのだ。



身体が熱い。溶けていくようだ。皮膚が焼けるようだ。しかし、ここで留まってはいられない。私の目的地は、この先だ。少女の陰道の全長は、私の背丈と比較しても数倍しかないだろう。しかし、その距離が、永遠のように感じられた。もはや光はない。あたりは、ただ暗黒だった。空気が不足している。頭痛がしてはっきりと考えられない。もう何日間も、この場所に閉じこめられているような気がする。重圧に筋肉が悲鳴を上げている。肺に、わずかな空気さえも入ってこない。ここでは、時間の流れもことなるのではないだろうか。無理もない。この世とあの世が接していて、新しい生命が、この世に誕生してくる無底の場所だ。有史以来、全身でこの場所に帰還した成人男子が何人いるだろうか?身体の一部を挿入したのに過ぎない。それでは、この場所の真の姿が分けるはずがない。神秘的で崇高な場所だった。不可知の力に満ちていた。私の考えに間違いはなかったのだ。



口の中に液体が濯がれていた。むせていた。気が遠くなっていたのかもしれない。危なかった。粘膜の溝に顔を半分、沈めていたのだ。溺れるところだった。鈴木遥香兵長が、自分の水筒の水を飲ませてくれたような気がした。明らかに彼女の味がした。生ぬるいが、かすかな塩味がした。生き返っていた。疲労困憊した筋肉に、力が戻ってきた。こんなところで、くたばってたまるか!手足を動かしてみたが、骨折はしていないようだ。致命傷にはなっていない。自分は、大陸の前線でも、ただ一人生き残った。気が付くと戦線から遠い森の中をさまよっていた。味方は全滅した。私には、生まれつき運がついている。子宮にまでたどり着かなければならない。銀河のエネルギーを全身に受けて、新世界に生まれ変わるのだ。



四方八方から圧迫が強まってくる。目から火花が散った。筋肉の窮屈な筒の内部を匍匐前進していく。兵士としての訓練のみが無意識に身体を動かしてくれていた。血管の規則的な脈動が、太鼓のように励ましてくれている。頭部と両腕の力で、肉の波を泳いでいく。身体の下に愛液が溜まっている。びちゃびちゃと音を立てている。私は、この世に出てきた道を逆にさかのぼっている。前方に黒い底なしの穴が見えてきた。吸引力を感じる。身体の質量が軽くなっていく。視界が端の方から暗くなっていく。大宇宙が号泣している。轟音が轟いている。別種の世界への誕生の苦痛に、悲鳴を上げている。陣痛のために、空間が痙攣している。ブラックホールが開く。





膣の奥に妙な空虚感がありました。身体の一番奥の方で、温かい光が灯っていました。陰毛の森が、下からの光に一本一本、影を引いてまっすぐに立ち上がっていました。まるで帯電しているようです。青白い微細な火花が、毛髪の尖端からぱちぱちと散っていました。あたしの腹筋を透過して、鈍い肌色に光っていました。動脈と静脈が、複雑な道路のように縦横無尽に走っています。膣から子宮までの生殖器の形をX線写真のように見ることができました。恥骨の形が、そこだけ膀胱の上に乗っている岩影のように浮き彫りになっています。白黒ではなくて、鮮明な色がついていました。木村一平太さんが小さな手を振っています。さようならという声が、インカムから聞こえました。声は歪んで割れていました。電波の状態が乱れていました。いとしい彼が、あたしを置いて立ち去ろうとしているのです。

 

Re: これは…

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 7日(日)11時09分21秒
返信・引用
  > No.235[元記事へ]

しゅりりんさんへのお返事です。

> しゅりりんの期待通りの展開となってまいりました。
楽しんで頂けて嬉しいです。

> 女の子の「初めての体験」という、当然の権利を行使しているだけのように読み取れます。
そうだと思います。
彼女の勇気が、木村一平太氏を助けてくれています。
彼女でなければ、この物語は成立しなかったことでしょう。
木村一平太氏の話から、彼女の性格を想像すると、すぐに話が書けました。
笛地としても、まれな体験。

> 二人がどり着く先とは…
もう少しです。
お待ち下さい。
 

ブラックホール恋唄・18

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 7日(日)11時02分16秒
返信・引用
 

小さな小さなウインナ・ソーセージ一個分の肉と骨の量しかないでしょう。本当に一口分のサイズです。ごくん。それで終わりです。木村一平太さんは、永久にあたしのものです。誰にもやりません。もし、本当にそうしようと分かれば、あたしにはそれができるのです。お腹が鳴っていました。彼には遠雷のような轟きであったことでしょう。お口の中に、唾が溜まってきました。彼の味とともに呑み込んでいました。あたしは、下のお口の状態を指で確認していました。こっちもよだれを垂らしています。彼を食べたくて。準備が整っていました。もうパンティを足首から取り去っていました。白い小鳥の死体のようにベッドの上で丸くなっています。



あたしは、指先で木村一平太さんの身体を押していました。ぬぷちゅ。彼が割れ目に挿入されたのが分かりました。

「だいじょうぶ?」

「だいじょぶだあ」

「息はできるの?」

「でぎる」

彼の元気な低音が響いていました。少し訛っているようです。興奮しているせいでしょうか?激しい呼吸音の向こうから、ぐちゅぐちゅという水の音。太鼓の鼓動のような血管の音。それに、せせらぎのような血流音がしていました。あたしの胎内音を自分で聞いているのです。奇妙な感じでした。

「少し動いでもいいが?」

入り口の近くを男性の指先で、そっと触られたような気がしました。びくんと震えていました。これだけで彼には、山が動いたようなものでしょう。

「おっと」

 びっくりしたような声が、インカムからしていました。

「いいわよ。好きにして頂戴!あたしの大切なものをあなたにあげるわ」

もそもそと動いているのが感じられました。凄い体力だと思います。あたしの下腹部の肉は、そこだけで彼には数千トンの重量がある肉の堆積でしょう。彼は、素手でそれらを押し分けて進んでいくのです。66歳の老人の体力ではありませんでした。木村一平太さんにとって、自分が若い兵士です。気持ちの若さも助けになっているのでしょう。しかし、それだけではないような気がするのです。縮小が、彼のエネルギーを凝縮しているのではないでしょうか?もし、彼が人間のサイズであれば超人的な怪力を発揮しているのに違いありません。



彼をあそこに入れるのに、少し保健体育の教科書を復習してきました。膣は、膀胱のすぐ下にあるのです。一時的におしっこを貯蔵しておく肉のタンクです。女性ですと最大1リットルぐらいまで蓄えておける人がいるそうです。彼にとっては、1000000リットル。百万リットル。百万キログラムの水圧になってしまいます。少しでも負担を軽くしようと、排尿は済ませてきました。今は、からっぽであるはずです。それでも、膣の下には直腸があります。あたしの大便が何トンと詰まっていることでしょう。木村一平太氏が、挑戦しようとしているのは、過酷な地下の世界なのです。彼の体力と勇気に感嘆するとともに、心配がつのっていました。



「桃色の洞窟だあ。きれいなもんだな!処女膜というのは、膜ではねえな。穴が開いている。網のようなもんだな!」

自分の足の方から、かすかに差し込む光に、ピンク色の洞窟が夢のような美しさで照らし出されていた。息を飲む。陶然としていた。畏怖の念に打たれていた。女体の神秘の場所だ。欲望を覚えるようなゆとりはなかった。



「そんな報告しなくてもいいから!」

あたしは、ややきつい言葉を使っていました。恥ずかしかったのです。もとから彼に女の子の大切なものをあげるつもりでした。

「実況中継はいいから楽しんでちょうだい!あなたは、生まれ変わるのよ」



そうだった。こんなところで、時間と体力をロスしている場合ではない。私は、両手で肉の重い粘膜を拡げては、肩から上半身をくねらせて、割れ目に潜り込んでいた。つるりと滑った。摩擦力が少ない。さっき、遥香が舐めて唾液をつけてくれたことが効果を発揮しているのだろう。両足の爪先を深い溝に差し込んで足場にしていた。しかし、粘液でつるつると滑った。力を入れにくい。進行は容易ではなかった。

 

これは…

 投稿者:しゅりりん  投稿日:2010年 3月 6日(土)11時18分35秒
返信・引用 編集済
  笛地さん、こんにちは!

しゅりりんの期待通りの展開となってまいりました。
筆者の前で失礼ながらハァハァしております。(笑)
はたして彼女のアソコの中は彼を救ってくれるのでしょうか。

ちっぽけなこびととなってしまった彼にとっては、これが最良の選択なのでしょう。
彼には彼女のアソコに挿入される権利があるはずです。

一方で彼女も「彼がかわいそうだから」とか「いやいやながら仕方なく」という雰囲気ではなく、
女の子の「初めての体験」という、当然の権利を行使しているだけのように読み取れます。

この時代背景、この心理状況でしたらもう彼をアソコに挿入するしかないでしょう。

「うらまないでね。私もあなたを私のアソコに入れないと、大人の女性のカラダになれないの」

彼女の甘ったるいつぶやきが聞こえそうです。

羅生門を読んでいるようです。
はたして彼と彼女は極楽に行くのでしょうか。
それとも二人一緒に餓鬼道に落とされ永劫の責め苦に遭うのでしょうか。
二人がどり着く先とは…
 

ブラックホール恋唄・17

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 6日(土)09時40分5秒
返信・引用
 

あたしは、恋愛をしたことがありません。理由は簡単だと思います。あたしが、美しくも、可愛らしくもないからです。クラスで十五名の女子の内、同性としての厳しい目で美醜を判定して行ったときに、あたしの順位はきれいな方から数えて八番目にありました。七人には勝てますが、八人には負けるということです。七勝八敗でした。つまり、負け越しです。これを普通の言葉で言えば、人並みということです。平均的とも言います。男の子達の視線は、あたしの顔に止まるということはありませんでした。他に流れていくのです。いつでも、そのように扱われていれば、その状況に慣れるためには、そんなものだと考えるようになるしか仕方がないではありませんか!?



話が面白いというような、別の長所があれば、もう少し違っていたのかもしれませんが、あたしの会話は、どうも他の人と微妙にずれていました。声の音量とか、質とか、会話の間とか。その当時、流行していた言葉で言えば、「空気が読めない」女の子でした。赤い縁の眼鏡というのも、近寄りがたい印象を与えるようです。近眼なので、生活必需品になっていました。ないと安全に歩けないぐらいの視力しかありませんでした。女友だちが、女の人生なんて、生まれ持った容姿で、八割は決まっているのよと言っていました。同感です。少しぐらい成績が良くても、どうということはありません。水泳部で優勝しても、賞状とトロフィーはもらえますが、男の子達の愛情は得られません。身体だけが目当ての大人の男の視線には虫唾が走ります。あたしは、恋愛のオチこぼれであったのです。でも、今は、違います。彼がいます。



木村一平太さんは、普通はきれいな標準語を話します。でも、あたしの身体の上にいるときに、ときどき北東地方の方言の強い言葉で、何かをぶつぶつと呟いていることがありました。その声をインカムははっきりと捉えていましたが、意味は分かりません。お経のようでした。彼も追いつめられているのです。何とかしてやりたいと思っていました。



第五回目の木曜日。長いようで短かった中学校生活最後の夏休み。最後の木曜日。木村一平太二等兵は、あたしの学校の制服の紺色のプリーツ・スカートの内部に、すでに潜り込んでいました。内股の敏感な皮膚に、彼の小さな手が触れていました。ぞくぞくします。少しだけお尻を上げて、足の間を開いて上げました。彼の力でも前が開くように、ゴムの力が弱くなっているパンティを選んできました。自分から脱ぐ勇気が出ないのです。手足が震えていました。




木村一平太さんの小さな両手が、前を開いています。渾身の力をふるっているのは、インカムから伝わってくる息の荒さから分かりました。ゴムの力と戦っているのです。彼ならば、勝利できると信じています。紺色のプリーツスカートの布を透過して、その必死な動きが見えるようでした。もぞもぞとくすぐったいのですが、できるだけ動かないように我慢していました。あたしの1センチメートルの動きが、彼にとっては百倍の1メートルに当たります。ほんの少し身震いしただけでも、大地震に遭遇したようなものでしょうから。太ももとあそこの間ですりつぶしてしまうかもしれません。その時が来るのを待っていました。



彼は片足からパンティの中に入っていきます。あたしの陰毛の森を掻き分けていきます。秘密の花園に入っていきます。どんな男性の指も、触れたことがない場所です。携帯が鳴りました。





「だいじょうぶ?くさくない?」

不安になっていました。生理は終わっていましたが、まだおりものが多かったのです。ビデできれいに洗ってきましたが、ここに来るまでのバスの座席でも、彼のことを考えていました。濡れている自分を感じていました。女の子ですから、いろいろと分泌物がでます。それに、何と言っても百倍のサイズなのです。



この夏休みは、いつも木村一平太さんのことを考えていたような気がします。いろいろと嫌なことがあっても、木曜日には、サナトリウムの白い部屋で彼に会えると考えるだけで、それらを乗り越えてこれました。小さなことは、笑って許せるようになっていました。そのすべての時間の思い出を、今、ここに凝縮していました。



一度、あそこから、彼を取り出していました。二人の関係が、これで終わるはずがないという予感がありました。すべてが終わるまでに、木村一平太さんを清めて上げたかったのです。



上のお口に含んでいました。お口のお風呂です。全身を舐めてきれにしていました。怖くないからと、彼に念を押していました。食べたりしないからとも約束していました。彼は、もう生まれたばかりの姿になっていました。舌の上に、彼のお尻と足が乗っていました。両脚の間に舌を挿入していました。男性性器の感触については分かりませんでした。生まれて始めてのフェラティオのつもりでした。彼の小さな手が、あたしの十五歳の唇の皺をゆっくりと撫でてくれています。身体に歯を立てないようにと細心の注意をしていました。あたたかいと言ってくれました。安心しているのです。遥香の温泉です。湯かんしていました。

 

ブラックホール恋唄・16

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 5日(金)08時07分59秒
返信・引用
 

お笑いになってもいいのです。民間療法とも、迷信ともお笑い下さい。しかし、ご承知のように縮小病には、まだ特効薬がありません。溺れる者は藁をも掴む。哀れな狂信者の、狂態だと侮蔑されても構いません。お願いがあります。遥香兵長の大事なところに、木村一平太二等兵を招き入れていただけませんでしょうか?一回だけでいいのです。それで充分に満足です。死地に赴きます。



縮小病の患者の世界には、ある種の都市伝説のようなものがあります。それは、女性の産道に入り込み、そこから生きて出てきたものは、元の姿を取り戻すというものです。真偽のほどはわかりません。そういう話が、あるというだけのことです。小人の身の程知らずの願いだと思われたら、もう木村一平太のことはお忘れ下さい。黙っていれば、兵長の夏休みが終わるまで、このまま、二人で幸福な時を過ごすこともできるだろうと、思いながら、お頼みしています。そうしないではいられない気分なのです。鈴木遥香兵長は、無になってこの世から、消え失せようとしていた自分に、生きる意味を与えて下さいました。それは、元の姿に戻って、一度だけ、鈴木遥香兵長のことを、男として抱擁し対等なキスをかわしたいという希望なのです。そんな妄念を抱いているからなのです。そのあと、自分は大陸の戦線に出征します。敵は強大で戦況は、逼迫の度を増しています。生きて帰ってくることは叶わないでしょう。愚かな若者の一生一度の願いです。



5/ブラックホール

木村さんからのメールを、何度も、何度も、何度も読み返しました。熱くて真情のこもった言葉でした。若い兵士の純粋無垢な魂が感じられました。このような文句を男の人からささやかれたことはありません。



夢の中で予行演習をしていました。彼が、あたしのあそこに入り込んでくれているのです。指を使っていないのに。恥ずかしいほどに濡れていました。あたしは、こんなにも水分の多い女だったのです。



 生理が来てしまいました。早く終わりますように。憂鬱です。風呂場でむだ毛の処理をしました。ビキニラインをきれいに剃毛しました。女性用のある種の身だしなみの薬を買いました。ビデで何度も洗いました。準備をする一瞬、一瞬が、燃えるような快感に繋がっていました。そして、夜中に血だらけの指でオナニーをしました。あたしは、一頭の雌の虎でした。一匹のネズミが、あたしを飢餓においこんで、さいなんでいたのです。お望みのままに、血を流す口で頭から喰ってやろうと決めていました。空腹のあまり明け方に目を覚ましていました。窓辺のサボテンの棘の先端が、金色に光っていました。窓の外には、東の山脈からの風が強く引き下ろしていました。ガラスが、がたがたと鳴っていました。この次こそは、生まれたばかりの本当のあたしを、見せて上げるつもりでした。




縮小病で、脳にも異常をきたした病人の妄想と笑わば笑え。この病気になったものにしか、私の気持ちは分かるはずがないのだから。科学には、全く無知の老人だが、ブラックホールが、星の進化の最終段階であるということぐらいは知っている。燃料としての水素は食べ尽くした。ぶよぶよと醜く膨らんだ巨星となった。もう、後は自分自身の重力のために、内部から崩壊していく運命にある。強力な重力だけが己を支配している。そんな暗い天体のことだ。ものの本によれば「ブラックホールが作られるためには、太陽数個分の質量を、直径わずか数キロメートルの領域の中に詰め込むだけのエネルギーが必要」であるということだ。ブラックホールの密度は、非常に高いものとなる。私の縮小が、単なる質量の消失ではなくて凝縮であるとすれば、自分にも人間ブラックホールになる可能性があるかもしれない。



銀河の中心部には、ものすごい量のエネルギーを放出するブラックホールがあると聞く。それは、銀河が活動し、回転し、新しい星を生み出すための強力な活動力の源になっているともいう。これを逆に言えば、つまり、ブラックホールが生まれるためには、銀河という膨大な物質の存在が必要だということだろう。私にとっても、そうだ。巨大な鈴木遥香に私の銀河系になってもらいたいのだ。そうすれば、私はブラックホールとなって、この宇宙の底に孔を開けて、新しい時間と空間の宇宙に旅立つことができるだろう。妄執だ。分かっている。科学的根拠などまったくない。



 私は、この宇宙にいたくないのだ。死ねばどうなるか?誰も知らない。私も知らない。しかし、天国や地獄が、ある人の言うようにあるとする。私は、どちらにも生きたくないのだ。若い頃に、大陸の戦線に出征していた。そこで、上官の命令でもあったが、ずいぶんひどいことをした。あの時、死んでいった大陸の人間達は、天国にいるだろう。しかし、私に命令した上官達は、間違いなく地獄にいる。恥ずべき事をしてきた私も、同様に地獄に堕ちるだろう。死んだ後に彼等と再会したくない。たとえ、それが血の池地獄の責め苦の中であろうと、まっぴらご免だ。だから、この宇宙にはいられない。いたくない。別な宇宙の天国や地獄ならば、行ってもいい。この世界の因果応報、輪廻から脱出する必要が、私にはあるのだ。そして、そのためには処女の膣がいる。それこそが、他界への通路である。私の村でも巫女は処女でなければならなかった。彼女たちだけが神の力を持ち得るのである。
 

ブラックホール恋唄・15

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 3日(水)15時13分43秒
返信・引用
 

胸だけではありません。世界最大の巨人になっているような自由と力の感覚があります。大日本女王帝國でも、貴族階級の少女にしかできない巨女兵士に変身したような気分です。いや、それ以上でしょうか?人間を越えていくのです。全知全能の女神になって。何でもできるような気さえするのです。名波帆町の北の黒い半島を粉々にして、広い海を埋め立てて拡げてやることさえできそうです。この快感は癖になります。人間の社会の道徳やきまりごとが、ひどくちっぽけでつまらないものに思えてきます。木村一平太氏が、あたしの身体で走破していないのは、あと一箇所だけになりました。あたしも、彼もそのことは痛い程に意識していました。でも、どららも言葉に出せなかったのです。



 鈴木遥香の行動力は、私の予想を超えていく。その乳房は、処女の固い青さを持っていた。間違いない。彼女こそが、私のもっとも心に秘めた願いを叶えてくれる聖なる器かもしれない。



第4木曜日。今日は、水着は着てきませんでした。制服を脱ぐと上下の下着だけの姿になっていました。刺繍のついた半透明の小さなものです。彼は、またあたしの身体の上で、同じメニューの訓練をしています。肉体に残った、思わぬ痕跡を発見してくれました。脇腹に赤い引っ掻き傷がありました。自分では気が付いてもいません。しかし、木村二等兵の目には、自分の身長の何倍もある、生々しい皮膚の割れ目なのです。赤い血が固く盛り上がっています。何があったのかと上官の身体を心配して質問してくれました。あたしは、三日前に、部屋をしていて、黄色いサボテンの棘に腰を、ひっかかれたことを思い出していました。そうした日常生活の些細な報告が、二等兵を喜ばせていました。たぶん、それは、彼が失ってしまった時間と空間に、あたしが生きているということの証だからでしょう。戦時下の本土では、平和な時間が流れていることを彼は、今、体験しているのです。木村一平太氏は、病が癒えて元の身体に戻った暁には、再び大陸に出兵し、大日本女王帝國のために戦う崇高な覚悟を固めているのです。



あたしも最初の内は、恥ずかしくて上下の下着だけは身につけていました。しかし、そうしていると、彼には行けない場所があることに気が付きました。上だけは取ることにしました。自分のすべてを見てもらいたかったのです。





木村一平太二等兵の両手が、あたしの乳首に触れていました。ブラを外していました。彼としては、全力で強く揉んでくれているのです。そう命じていました。全裸の3センチメートルの肉体が、あたしの乳首を抱きしめてくれていました。あたしは息を吐き出していました。木村二等兵は、兵長の呼吸の風の温度と湿度を感じると報告してくれていました。大陸の豊満州の貧苦民の種族には、人間は風から生まれてきたという神話があるそうです。彼から教わっていました。呼吸は風の命です。あたしの命を感じると言ってくれました。優しい言葉でした。あたしは吐息に乗せて、大きな声を出していました。女の命の叫びでした。



思わずパンティの上から、あそこを撫でていました。腰が動いていました。佐藤看護師には、一挙手一投足に注意しないといけないと、注意されていました。本当に軽く動いたつもりでも、殴られたような衝撃があるようです。木村一平太二等兵は、あたしの胸の上から乳房の下の腹部側の麓にまで、見事にころころと転落していました。今度は、受け身も取れませんでした。ぱたんとくずおれていました。人形のような動きでした。しまったと思いました。怪我をさせてしまったでしょうか?でも、すぐに立ち上がっていました。胸の谷間から手を振ってくれていました。心配していました。息もできないぐらいでした。生きていてくれて良かったです。とうとうパンティは脱げませんでした。この次は、覚悟を決めてやることにします。



分かっていただきたいのですが、自分にとって鈴木遥香兵長は、とてもとても大きい存在なのです。標高160メートルの山が動いているようなものです。全体は、とても見ることができません。兵長の全身が見えるときには、自分の目には遠すぎてぼやけています。眼球は小さすぎて視野が限られているのです。遠くまでは見えません。初めて会ったあなたは、自分には大きな美しい上半分が白く赤い所もある、下半分は紺色の聖なる山そのものでした。触れることもできません。とても登攀不可能に思えました。ですから乙女の清らかな乳房を、敗残の二等兵に開陳して下さったことは、小生にとっては、冥土のみやげに出来るぐらいの貴重な思い出なのです。またお逢いできれば、嬉しいです。少しずつ部分部分が組み合わされば、いつかはジグソーパズルが完成するように、鈴木遥香兵長という女性の全体像が、自分にも見えてくるでしょう。あなたのすべてを知りたくなっています。兵長の指の指紋にも、命の風が渦を巻いて吹いています。この次は、もっと大きな風に吹かれてみたいと思っております。

 

ブラックホール恋唄・14

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 2日(火)09時29分10秒
返信・引用
  紺色の腹の上に下りていた。いつもは、自分に割り当てられた兵舎の四角い箱のような小部屋の中を走り回るだけだ。退屈である。今は、鈴木遥香兵長の起伏に満ちた、天然の紺色の高原が広がっていた。開放的な空気である。私の半分は、気楽に今回の行軍を楽しもうと思っていた。少し疲れたふりをして、引き締まった腹筋が、足の下に鉄のように固く感じられる腹の上に座り込んだ。水筒の水を飲み、背嚢から糧食を取り出した。乾パンを囓っていた。



少女の皮下脂肪の厚い皮膚の下で、活動する内臓の音を聞いていた。耳を澄ましていた。臓器の位置を解剖学的な厳密さで地下に判定することができた。心臓のずしんずしんという鼓動は、左に乳房の下のこの場所でも、振動として感じることができた。胃が蠕動運動で消化をしている。小腸と大腸がうねりながら、吸収していく。左の乳房の山の陰になって、少女の顔はほとんど見えない。呼吸の風だけが、大気に通っている。隠れているようなつもりだった。私の今回の秘めた意図を少女に悟られてはならない。狂った兵士としての演技を続けよう。立ち上がっていた。





紺色の水着がウエストで大きくくびれて、美しい曲線を作っていた。大きく左右に張り出すヒップの壮大さを強調していた。下腹部から下半身に入った。足の下には子宮があるのだ。少女の大切な部分だけは、二等兵の汚れた軍靴で踏みつけるに忍びない。私は、あえて脇を通り過ぎて迂回していた。あそこに行くのは、まだ早い。まだ禁じられている。



少女の陰阜は、高く丸く盛り上がって大きかった。男性性器を芳醇な美酒とともに、膣の筋肉で優しく抱擁してくれることが予想できた。サポーターを履いているのだろう。紺色の生地の下に白い三角形の布地が透けていた。生地も厚くなっている。性器の色や形まではわからない。彼女は処女なのだろうか?重要な点だ。だが、確認の仕様がない。もとより質問のできることではない。私の身体は、顕著な変化を示していたが、どうせわかりはしないだろう。巨人は、総身に知恵が回りかねる存在である。鈴木遥香とて所詮は、その一族である。太ももは、その膨大な巨体の重量をささえるために、内部を新幹線でも走れそうな直径があった。重くて大量の水を蹴るために鍛えられた筋肉は、ただまっすぐに延ばされているだけなのに、鋼鉄のような強度を誇っていた。



木村一平太二等兵は、太ももから膝。足首から足の甲にたどり着きました。彼の身長の五倍ぐらい上空にある足の指先を見上げてから、さっきと同じコースを戻ってきました。恐怖を覚えたのでしょうか?自信に満ちた足取りが微妙に変化していました。おどおどしています。おへその上の辺りで胴体を横断して、左足に入りました。戻ってきて左手の指先にまで到達しました。あたしの首から顎を登って顔に上がりました。顔を一周していました。もうこの時には、二等兵の着実な足取りが戻っていました。あたしの唇にキスしてくれました。ゴールです。



 今度は、うつぶせになるように要求されていました。お椀の形をした手と口の間に、彼を安全に挟み込んだままで身体を回転させていきました。小さな彼の言いなりになるのが、どきどきするぐらいに快かったのです。左肩に乗せて上げると、広大な背中の斜面を下っていきました。歩くだけではなくて、匍匐前進も練習しているようです。カーキ色をした芋虫が這っているようです。あたしは、自分に僧帽筋と肩胛骨がついていることを、その三角形の翼のような形と共に、克明に意識していました。お尻の青い山にも挑戦していました。頂上を征服していました。足の裏側も滑らないように注意して走っていました。左から右へと走破していました。背中の斜面を駆け登っていました。頭髪の森の中に飛び込んでいました。元気です。



木村一平太二等兵の願いを叶えて上げました。まだ時間があります。今度は、あたしの番です。あたしは、紺色のスクール水着の上を肩から外して、白いお腹の上あたりまで脱いでいました。息を呑む音が、大きくインカムに聞こえました。十五歳の少女の乳房の谷間に、びっくりしたような顔を見下ろしていました。笑っていました。嬉しかったのです。小さなあたしのものでも、彼にとっては文字通りの巨乳なのです。交換条件を出していました。彼にもローブのような服を脱ぐようにと要求していました。二等兵は、上官の命令には従順に従っていました。カーキ色の軍服の下には、白い晒しの褌を巻いていました。それを取るときには、さすがに羞恥のあまりためらっていました。再度、大きな声で命令しました。彼には落雷のような音量だったのでしょう。無理矢理に肉の小山に素裸で登らせてやっていました。彼といるとあたしは、自分が大きくなったように感じます。

 

ブラックホール恋唄・13

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 3月 1日(月)13時46分43秒
返信・引用
  5/青い高原

内部に筋肉が発達した弾力のある二の腕を登っていった。兵長だけで、敵の一個師団を蹴散らせるだろう。圧倒的な敵の物量作戦に手こずりながらも、我が軍が大陸で勝利を収めることができたのは、巨女兵士の活躍による。あの革の軍靴が、敵の連邦の重戦車を空き缶のように踏みつぶして、地面に埋めてしまう勇壮な光景を遠くから目撃したものだった。蹴飛ばされて、遠くの岩山まで飛んでいくものもあった。金属的な固い音を立てて、岩山にぶつかっていた。巨女には慣れているのだ。



それから、まろやかな筋肉が、盛り上がった日焼けした肩。水を掻いて鍛えているのだろう。腕と胴体が作る脇の下の谷間からは、少女の汗の香が、馥郁と立ち上っていた。青春時代の官能を呼び覚まされていた。病気のせいで忘れ去られていた若さの感覚が、下腹部に蘇ってくるようだった。昨夜は、夕食の豚の肝臓の刺身をとっておいて、オナニーを楽しんだのだった。



ついに崇高なる兵長の胴体の領域に入った。首筋から顎の下側の白い断崖を見上げていた。今の自分の視点からは、兵長の美少女の顔の高原を見ることは出来ない。水着の縁は厚く縫われていた。糸目が縄のようだ。そこに足をかけて登っていった。繊維の目は、魚取りの網のように荒い。肌が透けていた。



 夢の中で凝固したような青い大海原に自分は立っていた。青い二つの山が並んである。どこかで見たことがあるような懐かしい景色だった。塩素の匂いがした。洗濯はしたのだろうが、兵長の流した熱い汗の香が、繊維の隙間に染み込んでいた。それは、私に炎天下のプールを思い出させた。私には、大洋のような膨大な水の体積。立方体の海。そこに若い姿態を陽光にきらめかせて泳ぐ、身長百メートルの巨人の少年と少女達。あまりにも遠い世界だった。




自分は我に返った。感傷に浸っている場合ではない。行軍という任務を遂行するときであった。訓練であっても、実践と同様に真剣な心構えで望むべきである。だいいち、この場をしつらえてくれた兵長への失礼に当たる。胸の谷間の中央を進んでいった。左右に二つの山が聳えている。そこも挑戦するべきだと思った。自分と同様に兵長も希望されていると信じる。



麓から周りながら、徐々に中心の頂上を目指していった。征服していた。そこに立って、兵長の顔の方角に目をやった。呼吸の風が吹いてくる。鈴木遥香兵長の目が笑いかけてくれていた。兵長には、もとより佐藤曹長によって、手を動かすような大きな動作は禁じられていたが、大きな眼球の一瞥だけで、豊かな感情を表現することができる人だった。自分にキスをしてくれた。あの神聖な唇も笑みを作っていた。体内に通じる赤い洞門だたった。あの奥に消化器官が整然と繋がっているのだ。消化と吸収という目的のために、合理的に配置された器官の美。自分は、やや息が荒くなっていた。呼吸を整えていた。




それでなくともアップダウンの多い、体力に負担を与えるコースだ。縮小病の猛威は去ったとはいえ、体力は衰えている。若き日の輝きはない。足の筋肉は痛苦にそぎ落とされていた。皮膚が弛んでいる。少女の深い呼吸によって、張りつめて輝く地面は、つねに柔らかく上下している。呼吸器官は、体内に風を取り込んで循環させている。循環器は、血液に風を混ぜて全身に送り出している。生命が脈動している。絶え間なく地震の起こっている危険地帯を走るようなものか?運動量は、すでにかなり大きいものになっていた。血液には乳酸値が高いだろう。疲労が蓄積されているだろう。水筒の水を一口だけ飲んだ。



 

Re: ブラックホール恋唄・11

 投稿者:笛地静恵  投稿日:2010年 2月28日(日)09時58分41秒
返信・引用
  > No.227[元記事へ]

しゅりりんさんへのお返事です。

> 歯止めがきかないアンバランスな妄想の下でコントロール不能の実体験が、彼女の今後の性的な理性の形成にどのように影響するのやら…
> 彼女の10年後が心配です。

戦争で傷ついた老人と少女の悲恋。
どこまで書くのか?
あるいは、書かないのか?
「じぇんとる」というのは、料理で言えば微妙な塩味の調整のようです。

甘ったるいだけか?
うまいと感じるか?
微妙。
>
> さて、本日笛地さんの前作をHPへうpいたしました。
更新を確認しました。
ありがとうございます。
 

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