|
5.3.Acrobat6の設定の「フォントの埋め込み」について、メールを頂きました。
現在は、申請に直接携わるような仕事をしていないので、あまり良い解答が出来ませんでした。間違いなどあったらまずいのでBBSに書きます。見た人で、コメントがあったら指摘してください。
まず、薬食審発第0527001号のPage7-1フォントの箇所を見ると、「当局はTimes New Roman、Arial、Courier およびAcrobat 製品セット自体でサポートされるフォント以外については、フォントが利用可能であることを保証できない。したがって、PDF ファイルで用いた全ての追加のフォントは、審査官が常に見ることができるように、埋め込むこと。」とあるので、これらのフォントについては、「常に埋め込まないフォント」に指定しても良いのかもしれません。しかし、万が一表示できなかった時を考えて、念のため全てのフォントを埋め込むようにしています。「全ての追加のフォント」が、何を示しているのか、各社で考えるのかもしれません。
「全ての追加のフォント」について仕様には、全てのフォントを埋め込むこととなっていますが、この設定でDistiller6を使いPDFを作成してプロパティーで確認すると、全てサブセットの埋め込みになっているようです。
今回の設定で、通常の報告書などの文章で、eCTD仕様の100Mを超えた経験はないので、ファイルサイズを特に気にする必要は無いと思います。サイズの大きい画像が多く使われている文書なら別ですが。
最近、「すべてのフォントを埋め込む(E)」にチェックするだけで良いとの話を聞きました。「サブセットの全フォントに対する割合(B):」は、欧文フォントにのみ有効だそうです。上にも書きましたが、「サブセットの全フォントに対する割合(B):」のチェックを外した設定でも、全てのフォントがサブセットの埋め込みになっているようです。
ファイルサイズが気になるようでしたら、フォントの埋め込みをしないjobオプションを選択したPDFを作って、比較してみると良いと思います。
あまり良い解答が出来なくて、すいません。
http://page.freett.com/cbu69490/index.html
|
|